バトルフィールド6ではなんと、PSプレイヤーもキーマウが使えます。
BF2042を標準パッドで1000時間以上もやってきたから、戦えないことはないだろうけど、悔しい思いをすることが増えそうなので、背面ボタンを備えたゲームパッドを買うことにしました。
これで致命的なハンデを少しは埋められるはず!!
ソニー純正「DualSense Edge」、HEXGAMING「PHANTOM」、Victrix「Pro BFG Reloaded」の候補がある中で、今回買ったのは
使ってみた感想と、このゲームパッドを選んだ理由を書いておきます。
背面ボタン付きのゲームパッドを買う時の参考にしてください。
HEXGAMING PHANTOMの背面ボタンを使った感想
初めて背面ボタンを使いました。
BF6に向けて初めて背面ボタン付きのゲームパッドを買おうとしている人に、これだけは言っておきたい。
背面ボタンは買ってすぐに使いこなせるようなもんじゃないと。
BF2042で試してみたら、全く思うように操作できなくて、逆にやられることが増えてしまいました。
鉢合わせた時は力んで誤操作が頻発するし、肝心のしゃがみ撃ちはボタンの長押しで伏せてしまうありさま。
グリップをしっかり握らずに、スティックとトリガーを操作しながら背面ボタンを押すのってかなり難しいので、
射撃中のしゃがみやスライディングからのジャンピング撃ちがやりたいのなら、今のうちに練習しておいた方がイイですよ。
標準パッドとは力の入れ方を変えて持たないといけないから、慣れるまで手の疲労感が半端なかったです。気づいたら手の平の皮もむけてました。
HEXGAMING PHANTOMは中指と薬指の位置に背面ボタンが付いている↓↓↓
右トリガーを中指で押す人なので、右の背面ボタンは薬指と小指で押しています。この指使いだと押しにくくて、最初は苦労しました。
4日使って慣れてきましたが、人によっては慣れ親しんだ持ち方すらも変えないといけないかもしれません。
背面ボタンはカチカチ押せるマウスみたいな押し心地。軽い力で押せてしまうので、力の入れ方のコツをつかむ必要あり。
標準パッドを長く使ってきた身としては、しっかり握れないのが辛いところ。
ソニー純正の「DualSense Edge」はたぶん握れますよね↓↓↓
ソニー公式サイトより引用
とっさにしゃがみ撃ちを使う時ってのは近距離であって、敵がいることは音で分かるものだから、その時だけ指を伸ばして押せればそれでイイと思うんですよ。
そういう意味ではしっかり握れそうな「DualSense Edge」の方が、自分には合っていたのかもしれません。
ただ、背面ボタンが2つでHEXGAMING PHANTOMよりも重いのが決め手に欠けたところ。
もうHEXGAMING PHANTOMを買ったし、使い込めば狙って押せるようになると信じて、BF6の発売まで今から特訓だ!
背面ボタンへの割り当ては簡単
背面の設定ボタン(LEDランプが光るところ)を3秒長押しして設定モードにする。
↓
割り当てたいボタンと適用する背面ボタンを同時に押す。
↓
再び設定ボタンを3秒長押しして設定を完了する。
割り当てを消したい時は同じ操作をすればOK。
3秒長押しするのがちょっと面倒に感じますが、そんな頻繁に変えないので気にしない。
割り当て可能なボタンは△、□、〇、×、十字キー、L1、L2、L3、R1、R2、R3、タッチパッドです。
ダッシュしながらリロードみたいに、別のボタンを割り当てた場合は、片方を押したままでも押せます。
同じボタンを2つ割り当てた場合は、片方を離さないと反応しませんでした。
BF2042のトラバーサルダッシュが2個使ってできず。
プロファイルを6つ登録できるけど・・
背面の設定ボタンを2回素早く押すとプロファイルが切り替わります。
無効にするのも合わせて7つもあるワケですが、残念ながらショートカットがない。
どのゲームの割り当てだったか中身を確認する手段もありません。
6色のLEDライトで分かれているものの、遥か昔に登録したものなんか覚えておけないので、いろんなゲームで使うならメモしておかないとダメですね。
ソニー純正の「DualSense Edge」はショートカットもあるし、プロファイルの中身をPS5の中で確認できるんですよ。
しかも30個も登録できる。こういうところが純正ゲームパッドの強みか。
LRトリガーの深さを変えればキーマウ勢と同じ速度で撃てる
背面に付いているつまみを動かすと、カチカチとした押し心地のマウスクリックトリガーに変わります。
キーマウ勢と同じ速度で撃てるようになる神機能です。
ただし、オンにするとマウスクリックと同じくらい浅くなるので、
誤操作しないように指を置かなくちゃいけなくて疲れます。
LRトリガーは多少動かせた方が楽なんですよね。
まだ背面ボタンにも慣れてないし、楽に持てた方が良いってことで、今のところはオフにしている。
LRトリガーの形状比較↓↓↓
候補に残ったVictrix「Pro BFG Reloaded」はLRトリガーを5段階調整できるゲームパッドです。
その調整スイッチが背面の中央部分に付いてるのがマイナス100万点。このゲームパッドにしなかった理由はここ。
せっかく調整しても、プレイ中に触れてしまうと一番浅いトリガーにリセットされちゃうらしいんですよ。
絶対に触ると思ったし、実際にここがダメだってレビューも見ましたからね。
テープを貼って動かないようにしても、ボタンがあったら邪魔になりそうだから買うのをやめました。
中央にスイッチを付けるなら、逆向きにしておかないと。
この向きだと指が引っかかった時にリセットされちゃうでしょう↓↓↓
アダプティブトリガーや振動機能は不要だったかも
アダプティブトリガーや振動機能が付いている背面ボタン付きのゲームパッドはかなり珍しいようで、
背面ボタンを使わないゲームでも使えてイイやん!
なんて思って買ったんですが、フタを開けてみれば、握りにくいことが分かって・・
FPS専用の軽いゲームパッドを選ぶべきだったかなと少し後悔しています。
アダプティブトリガーや振動機能が付くことによって重くなるんですよ。
今のところFPSにしか使う予定がないので、無駄に重いゲームパッドになってしまっている。
背面ボタンを使わないモンハンワイルズの野良マルチにも行ってきました。
オメガ零式を倒すまで使い込んでみましたが、やっぱりメリットが全くなくて、標準パッドの方が楽で良い。
HEXGAMING PHANTOの重さは296gです。標準パッドが280gだから一緒ぐらいかと思いきや、実際に持ってみると違いがはっきり分かるくらいズッシリしている。
しばらく使ってから持ち変えると標準パッドが随分と軽く思えるほどです。
ちなみに最終候補に残ったVictrixの「Pro BFG Reloaded」は265gと軽い。
アダプティブトリガーや振動機能が不要なら、このゲームパッドもありですね。
軽さ以外にも、十字キーなんかをカスタマイズできるのが興味深いところ。
十字キーもおかしな挙動をしやすいから、そこをカスタマイズできるのは素晴らしい。
ホームボタンでPS5を起動できなかったり、さっき書いた調整スイッチの位置はダメダメなんですけど、他にはないカスタマイズ性が目に留まって最終候補に残りました。
スティック精度を調整できるからエイムしやすくなったかも
スティックに関しては超高評価です。
エイム感度を変えてないのに、やたらと滑らかに動くようになった気がします。
それもそのはずで、ゲームパッドのスティック精度を確かめるサイトで標準パッドと比較してみたらこんな違いが↓↓↓
HEXGAMING PHANTO
標準パッド
スティックを最大まで倒してグルッと一周させた時に、どれくらい真円を描けているかテストしたもの。
標準パッドはキレイな円が描けていませんね。
こんなパッドでBF2042を1000時間もやってたんかいとちょっと驚きました。
スティックがど真ん中にあると、円の隣にあるAXISって数値が全て0.00392になります。
HEXGAMING PHANTOは付属ツールを使って自分で調整できるので、ズレたとしても対応可能です。
こんなツールを使って調整します↓↓↓
黒いのはゲームパッドのフタを開ける道具。
こうやって接続します↓↓↓
この状態のままUSBケーブルでパソコンにつないで、先ほどのサイトで数値を見ながら調整していく感じです。
USBケーブルは付属してないので、標準パッドのものを使います。
最初はスティック調整がややこしい
説明書が入ってますが、ぶっちゃけ分かりにくいです。
筆者はこちらの動画と説明書を見ながらやりました↓↓↓
29分あたりから見ると、どういうことをやるのかが分かるかと思います。
スティックがど真ん中に来るようにするのと、最大まで倒した時の反応を正しくするためにゴニョゴニョとやる感じ。
最初が難しいだけでやることは単純。
操作を受け付けなくて手こずることはあったけど、数分で終わる簡単作業です。
なんだかすごい、ホールエフェクトのスティック
ホールエフェクトなんて言葉は聞いたこともなかったんですが、どうやらこれがすごいらしい。
入力してないのに勝手に動いちゃうドリフトって呼ばれる現象を知ってますか?
ホールエフェクトってのは、このドリフトを起こさない仕組みらしいんですよ。
スティックはほんとに狂いやすいので、ドリフト現象と無縁ってのは素晴らしいことです。
スティックに関しては文句なしの超高評価。
HEXGAMING PHANTOMを選んだ理由
最後にHEXGAMING PHANTOMを選んだ理由を書いて終わろうと思います。
- サイズとボタン配置が標準パッドとほぼ同じ
- ホームボタンでPS5を起動できる
- ソニー純正の「DualSense Edge」より軽い
- ドリフト現象と無縁のホールエフェクトスティック
- 背面ボタンが4つ
- LRトリガーをマウスクリックトリガーに変更できる
- スティックの精度を調整できる
- アダプティブトリガーや振動機能が使える
標準パッドと同じ感覚で使えそうなところが決め手となりました。
形からボタン配置までほぼ一緒ですからね↓↓↓
見えてませんが、イヤホンジャックも同じ場所に付いてます。
唯一違うと感じたのは、スティックの高さ。
一番短いスティックにしても標準パッドより若干高いです↓↓↓
使ってみたらそんなに違和感はなく、気になるほどでもなかったのでセーフ。
スティックは引き抜いて外せます。
膨らんでるタイプが滑らなくて好みなんですが、短いのは1個しかなくて残念。
左端はこのセットであっているらしい↓↓↓
サイズやボタン配置がほぼ同じであるなら、背面ボタンが多い方が良いだろうという考えに至り、ソニー純正の「DualSense Edge」を抑えてゴールインとなりました。
背面ボタンに関しては、使用目的である射撃中のしゃがみが上手くできないので、今は満足していません。
なんとか押すことはできるけど、まだ長押しで伏せてしまいますからね。
慣れの問題でもありそうだから、BF6が発売する頃には評価が変わっているかも。
比較するために他のゲームパッドも握ってみたい。
背面ボタンの押しやすさは、ゲームパッドによって変わってくるものなんだろうか。
そこのところが正確にレビューできなくて、もどかしい気持ちです。
HEXGAMING PHANTOMの良い所、気になる所まとめ
HEXGAMING PHANTOMの良い所
- 背面ボタンが4つある
- サイズやボタン配置がPS5の標準パッドとほぼ同じ
- アダプティブトリガーや振動機能が使える
- ドリフトが起こりにくいホールエフェクト採用のスティック
- プロファイルを6つ登録できる
- ホームボタンでPS5を起動できる
- 付属ツールでスティックのずれを調整できる
- ロゴボタンとクリエイトボタンの長押しでBluetooth接続できる
- Bluetooth接続することでスマホゲームにも使えるらしい
HEXGAMING PHANTOMの気になる所
- 背面ボタンに慣れるまで誤操作しやすい
- プロファイルの中身を確認できない、ショートカットがない
- 一番短いスティックでも標準パッドより若干高い
- 重さを感じる約300g
- スティックの調整に手間がかかる
背面ボタンを使うために買ったようなものだから、もっと使い込んで上手く扱えるようにしたい。
BF6はチートじみた動きをするクイックターンも割り当てられるから、使いこなせたらめちゃくちゃ強くなれそう。
先日、こんな記事を書きました↓↓↓
背面ボタンがあれば、すぐにしゃがみ撃ちできると思っていましたが、そんなことありませんでした。
初めて背面ボタンを使うなら早めに練習して、BF6でスタートダッシュを決めましょう。
今回の記事がゲームパッド選びの参考になれば嬉しいです。
HEXGAMING PHANTOMはカラーが豊富↓↓↓